【ラテアートの作り方】スチームミルクの練習方法【スチーム準備編】

今回はラテアートで重要なミルクスチームのコツをなるべくわかりやすくご紹介します。

ラテアートが上手くできないときはスチームの段階で失敗していることがほとんどですので、この記事の内容を意識してぜひチャレンジしてみてください!

それではさっそくいってみましょう!

ミルクをスチームする理由

  • 飲みやすい温度に温める
  • 口当たりをよくするために泡立てる

まずこの基本を押さえておきましょう。

事前準備は一定条件で

まずミルクピッチャーにミルクを入れますが、この段階でポイントが2つあります。

慣れるまでにやっておくべきことは、

毎回同じピッチャーを使うこと
・毎回同じミルク量で練習すること

この2つです。

ミルクのスチーミング上達の近道は、「不確定要素を減らす」ことです。

ミルクピッチャーひとつ取っても、大きさ、形は様々です。

底面の形状が変われば、ミルクの回り方も微妙に異なります。

色々なピッチャーを試すのもいいですが、スチームの安定を目指すなら、まずは1つ選んで練習しましょう。

同じようにミルクの計量も重要です。

例えば、180㏄のミルクを計量してスチーミングを行い、「この高さまでミルクが増えたらバッチリ」という目安が240㏄のラインだとします。

つまりこの時のベストは約30%分だけミルクのかさが増した状態です。

続いて、きちんと計量をせずに、160㏄のミルクでスタートしたとしましょう。

前と同じように「このあたりだな」と、ちょうど良い高さまでミルクが増えてスチームを終えたはずなのに、実際に注いでみるとモッタリ泡に。。

もうお分かりですね。

はじめに計量をしなかったので、20㏄少ない状態でスタートし、仕上がりの高さは同じです。

つまりミルクを少なくスタートした分、泡の比率が大きくなっています。

ちなみに160ccでスタートしたミルクは、240㏄のラインまでかさを増やすと50%増になります。

ちょうど良いミルクが30%増でしたから、膨らみすぎたことが失敗の原因ですね。

こんな風に、慣れないうちに始めに用意するミルクの量をバラバラにすると、どのくらいミルクが増えたのかが掴めなくなってしまうので、自分の中の正解を見つけるまではスタート条件を固定しましょう。

ピッチャーの内側に目盛りが刻まれた練習に最適なピッチャーもあるので、基準を明確化したい方はぜひ。

私も愛用してます↓

次回は実際のスチーミングで気を付けるポイントをまとめます!

それではまた!

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